フランジ付き六角ボルト
フランジ付き六角ボルト(セレート無し・セレート付き)
フランジ付き六角ボルトとは、円錐形のつば(フランジ)がある六角ボルトのこと。フランジ付きのため、座金を組み込む必要がありません。フランジがある分ボルトの座面が広くなり、座面が陥没するのを防ぐとともに、摩擦による緩み止め効果も期待できます。
また、フランジの裏側に凹凸が付いている場合があり、この凹凸をセレートと呼びます。セレートは部材側に食い込むことでさらなる緩み止め効果を発揮します。
フランジ付き六角ボルトは通常、フランジボルトと呼ばれます。
※写真はセレート無し
【図面】フランジ付き六角ボルト
【寸法表:フランジ付き六角ボルト(附属書) JIS B 1189:2015(追補) 抜粋】
単位:mm
表は横にスライドします→
ねじの呼び(d) | ds | s | e | dc | k(最大) | k1 | 1種のc | 2種のc | r1 | r | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
並目 | ●細目 | 基準寸法 | 許容差 | 基準寸法 | 許容差 | 最小 | 最大 | 1種 | 2種 | 最小 | 基準寸法 | 許容差 | 最小 | 最大 | 最小 |
M4 | – | 4 | 0 -0.1 |
7 | 0 -0.2 |
7.74 | 10.5 | 3.6 | 4.2 | 2.4 | 0.8 | ±0.15 | 0.6 | 0.6 | 0.2 |
M5 | – | 5 | 8 | 8.87 | 12 | 4.5 | 5 | 3 | 1 | 0.7 | 0.7 | 0.2 | |||
M6 | – | 6 | 10 | 11.05 | 14 | 5.4 | 6 | 3.6 | 1.2 | ±0.2 | 0.8 | 0.8 | 0.25 | ||
M8 | M8×1 | 8 | 0 -0.15 |
12 | 0 -0.25 |
13.25 | 17.5 | 6.9 | 8 | 4.8 | 1.4 | 1.0 | 1.1 | 0.4 | |
M10 | M10×1.25 | 10 | 14 | 15.51 | 21 | 8.5 | 10 | 6 | 1.6 | ±0.25 | 1.2 | 1.4 | 0.4 | ||
M12 | M12×1.25 | 12 | 0 -0.2 |
17 | 18.90 | 25 | 10.2 | 11.5 | 7.2 | 2 | 1.4 | 1.6 | 0.6 | ||
(M14) | (M14×1.5) | 14 | 19 | 0 -0.35 |
21.10 | 29 | – | 13.5 | 8.4 | – | – | 1.6 | 1.8 | 0.6 | |
M16 | M16×1.5 | 16 | 22 | 24.49 | 33 | – | 15 | 9.6 | – | – | 1.8 | 2.0 | 0.6 |
頭部頂面のくぼみの形状や寸法は任意ですが、ボルトの機械的性質を損なわないよう注意が必要です。
注)指定がない限り、円筒の経(ds)は、ねじの有効径としても良いでしょう。
注)指定がない場合、ねじ先の形状は呼び径8mm以下はあら先、呼び径10mm以上は面取り先とします。
注)ねじの呼びに()のあるものについては使用を推奨しておりません。
注)不完全ねじ部の長さ(x)は約2pとします。また、全ねじの場合の不完全ねじ部の長さ(a)は3p以下とします。
注)座面にセレート付きのものもあります。
強度区分 | ||
---|---|---|
4.8 6.8 8.8 9.8 10.9 |
lの区分 | lの許容差 | ||
---|---|---|---|
50以下 | ±0.5 | ||
50を超え120以下 | ±0.7 | ||
120を超えるもの | ±0.9 |
bの区分 | bの許容差 | ||
---|---|---|---|
30以下 | +3 0 |
||
30を超えるもの | +4 0 |
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