平座金300HV

【図面】

材質：S45C～S55C（国内材使用）
硬さ規格：300～370HV
熱処理：光輝焼入焼戻し（黒化処理）
証明書：ミルシート、検査成績書、熱処理証明
（生地のみ対応可能。発行には別途費用が掛かります。）

【寸法表：平座金300HV】

単位：mm

呼び	JIS B1256:2008	d₁		d₂		ｈ
呼び	d₁×d₂×ｈ	最少	最大	最少	最大	最少	最大
6	6.4X12X1.6	6.4	6.62	12	11.57	1.8	1.4
● 8 *	8.4X16X1.6	8.4	8.62	16	15.57	1.8	1.4
● 10 *	10.5X20X2.0	10.5	10.77	20	19.48	2.2	1.8
● 12 *	13X24X2.5	13	13.27	24	23.48	2.7	2.3
● 16 *	17X30X3.0	17	17.27	30	29.48	3.3	2.7
● 20 *	21X37X3.0	21	21.33	37	36.38
● 22 *	23X39X3.0	23	23.33	39	38.38
● 24	25X44X4.0	25	25.33	44	43.38	4.3	3.7
● 27	28X50X4.0	28	28.33	50	49.38
● 30	31X56X4.0	31	31.39	56	55.26
33	34X60X5.0	34	34.62	60	58.8	5.6	4.4
● 36	37X66X5.0	37	37.62	66	64.8	5.6	4.4
39	42X72X6.0	42	42.62	72	70.8	6.6	5.4

● 印：M8,10,12,16,20,22,24,27,30,36は当社標準在庫品です（生地のみ）
* 印：ユニクロメッキもございます（証明書発行は生地のみ対応可能です）
　上記以外のサイズもお見積もり対応可能です（ケース単位）
　M39以上は300HVの刻印は付きません

ボルト・ナットの締結において、平座金の陥没が緩みに対して大きな影響を及ぼしていることが判明しております。
そこでJISに準拠した平座金をご使用いただけることで、この陥没を解消できることになります。
また、ミルシート・検査書もご用意できますので、安心安全にご使用になれます。

【参考】

JIS B 1061:2020より、座金の強度区分とねじ部品の強度区分との組み合わせが推奨されました。
現在、多くの設計者様や仕様決定者様は、ボルト強度を気にされて設計をしておりますが、
それに対する丸座金を組み合せで設計されていることは多くないのが実情です。
今後は、JISに沿って組み合わせ設計が増えると考えられます。
10.9六角ボルトに対しては平座金300HVの使用を推奨しています。

抜粋）JIS B 1061:2020
5.座金の強度区分の表し方、及び座金の強度区分とねじ部品の強度区分との組合せ

JTSB1051及びJISB1052-2によるねじ部品		組み合わせる平座金の強度区分
表1-平座金の強度区分とねじ部品の強度区分との組合せ
強度区分		100HV	200HV a)	300HV a)	380HV b)c)
ボルト、小ねじ及び植込みボルト	並高さナット及び高ナット	100HV	200HV a)	300HV a)	380HV b)c)
4.6, 4.8, 5.6, 5.8	5	RC e)	e)	e)	e)
6.8	6	d) e)	RC e)	e)	e)
8.8	8	f)	RC e)	e)	e)
9.8, 10.9	10	f)	d) e)	RC c)	e)
12.9, 12.9	12	f)	f)	d) e)	RC e)

RC：推奨する組合せ。
注a) JIS B 1130又はJIS B 1258では、座金組込みねじ用の組込み座金の強度区分として、200HV及び300HVだけが規定されている。
b) 現行JISの平座金の製品規格には、強度区分380HVは採用されていない。この強度区分は、必要な場合、受渡当事者間で合意して使用する。
c) 強度区分380HVの座金を用いてねじ締結体を設計する場合（特に、横長穴及び／又は拡大した穴に使用する場合）は、座金への曲げ作用及び引張応力の影響を考慮する必要がある。
d) ねじ締結体の設計及び／又は取付条件が確認されている場合に、使用してもよい。
e) この組合せは、ねじ締結体に使用することが可能である。
f) この組合せは、使用してはならない。

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